2011年5月31日火曜日

Optimus Pad L-06C その1 使用感

Optimus Pad L-06C(以下L-06C)が届いてから、だいぶ経ったが、もう元に戻れない体になってしまった。価格が、安く入手できたとは言え、10インチ中華PadのZT-180とは、二倍半もの価格差がある。その価格差どうりに、全くストレスなしにさくさく動いてしまう。下手をすると、PCよりも快適だ。

元の液晶画面がぴかぴかで、手を洗った後や、風呂上がりでは、指が引っかかってとても操作しにくくなるので、非光沢型の液晶保護シートを買って付けた。

購入したのは、ミヤビックスの「OverLay Plus for Optimus Pad L-06C 低反射タイプ液晶保護シート OLL06C」¥1,470だ。

http://www.miyavix.co.jp/products/smartphone/2115.html

とても、張りやすく気泡もほとんど入らない。impressのL-06Cのビデオインプレッションで、法林氏が、液晶保護シート貼るのに一時間もかかるなどと言っているか、よほどの不器用な人なんだろう。私は、少なくとも器用な方ではないが、ものの数分で張り終えた。

□法林岳之のケータイしようぜ #141 NTTドコモの「Optimus Pad L-06C」を紹介!
http://video.watch.impress.co.jp/docs/k-tai/20110518_446293.html

これが張り終えた状態だ。
テカテカ感が少なくなり、指の滑りもいい。おすすめだ。ただし、ビデオを見たりするのには、若干鮮やかさが無くなり、白ぼけた感じになる。でも、それも、はじめだけで、慣れれば問題無い。今は、これがデフォルトだ。上の画面は、ロック状態で、レジューム状態から復帰すると、この状態で起動する。ロックを解除するには、左の円の中の鍵を指で、外に引きずり出すと解除される。基本的に、本体しか購入しておらず、SIMカードは付いていなかったので、いつも「通信カードを挿入してください」と表示されるが、特に機能制限は無い。

AndroidマーケットもAndroid 3.0になって、だいぶデザインも変わった。これも、SIMカードが無くても問題無く使えている。
基本的に、アプリが、四角で表される。横画面専用で、L-06Cを縦に回転させても横画面のままで回転しない。他のプリインストールされたAndroidアプリは、大抵のものが画面回転に対応している。アプリ自体は、1画面に表示されるアプリの数が多く、見晴らしが良い。検索は、常時画面の最上段にあり、いつでも検索できる。使い勝手は、なかなか良い。

10インチ中華Pad(以下ZT-180)で、インストールしていたアプリをL-06Cにもいれているが、ほとんどが問題無く動作している。Task Managerのような常駐ものも問題無い。おそらく、Android 3.0のシステムの違いは、画面のサイズが違うことが主な違いなのだろう。そのため、全画面を使用するグラフィカルなゲームの何点かは、画面の描画が遅く、もたつくものがあった。ゲームなのでもたつくのは耐えられず、速攻で削除した。ただ、全画面のグラフィカルなものが全部だめと言うわけではない。

また、動画に関しては、mpgファイルは再生出来なかった。さらに、DivXファイル(avi)も標準のギャラリーなどでは再生出来ず、有名どころの動画プレーヤーを色々試したが、再生出来ても、汚かったり、途中で止まったり、音声と映像がずれたりした。そんな中で、中華パッドでも使用していたRockPlayerでは、画質もよく、滑らかに再生出来ている。このプレーヤーならば、mpgファイルも再生可能だった。しかも、かなり画質がよい。コーデックの対応が広いようで、なかなかおすすめのプレーヤーだ。

スピーカーは、本体のサイドにある。裏にある機種もあるようだが、サイドに有っても、若干聞こえが悪いのに、後ろにあったら、さぞや聞こえが悪いだろう。特に、手に持って使うことを考えると、スピーカーが前面に有ってほしかった。以前NECが、液晶画面そのものがスピーカーになるという技術を発表していたように思うが、是非ともそういう技術を使ってほしいものだ。

L-06Cは、LG製で、LG WORLDというサービスが有る。無料でゲームなどをインストールできるのだが、それは「その2」で。