2011年5月16日月曜日

COWON V5 メディアプレーヤー

ビデオファイルを見るのに液晶の付いたメディアプレーヤーを使っている。

下の写真の3つが現在使用しているものだ。ちょっと前までは、PQI mPack P600というものも所有していたが、長年使っていたためか、壊れてしまった。つまりは、これが一番私にあった製品だった。何が良かったかというと、まずは、その形状だ、ノートPCというかDVDプレーヤーなどと同じで、液晶をたたむことができる。ステレオスピーカーが付いていて、ヘッドフォンをしなくても、十分な音量と音質が得られる。ノングレア液晶で見やすかった。サイズと鞄にそりままほうり込めるイージーさが良かったのだろう。操作性も反応が良かった。電池の持ちも良かった。一番の問題は、シークがしにくいことだ。それでも、その取扱いに気を使わないでいいのが良かったのだろう。

現在所有している以下のものは、それぞれ特徴があるが、なぜか常用とならなかった。
一番上の白いものは、BLUEDOTのBMP-1430で、この3つの中では一番使い勝手がよい。タッチパネルで、シークバーで好きな再生位置に移動できる。さららに、ジョイスティックを右に倒すと、15秒程度(設定変更可能)スキップする事が出来て、とても使い勝手が良い。ただし、反応はあまり良くなく、のんびりとした動作だ。また、本体収納可能なスタイラスが付いており、それを背面にある穴に刺すと、つっかい棒になって本題を斜めに立てることが出来る。このようなギミックのある製品はあまり無い。容量は30GBの1.8インチHDDで、少々重たい。
これの一番の欠点は、液晶の暗さだ。明るい室内では、画面が光沢と言うこともあり、ほとんど見えない。見えなければ、どんなに操作性が良くても使い物にならない。夜、ベッドに入ってから見るというのがいいだろう。

次に、その下のCREATIVEのZEN VISION Wだ。これは、液晶もある程度明るく、見やすい。そして、60GBの1.8インチHDDを内蔵しており、容量が大きい。そして、4:3の画角に、上下に黒帯をつけた状態のメディアファイルを、上下の黒帯を消して全画面に拡大して表示できるという最大の特徴がある。他のプレーヤーは、4:3を、横に伸ばして16:9に拡大する事しかできない(上下の黒帯が付いたまま)。4:3のアスペクトを維持すると画面の真ん中に小さく表示すると言うことになってしまう。欠点は、早送りがほとんど出来ない事だ。なので、内容を確認するために、途中までシークするのが大変だ。タッチパネルもついていない。もちろん早送りモードもあるのだが、画面に何も表示されない上に、通常再生に戻すしてもなかなか再生されない。

そして、最後が、やはり、CRATIVEのZEN 8Gだ。これは、8GBと容量は一番小さい。最大の問題は、画面が小さいことだ。軽いことは良いことなのだが。画面が小さいと本当に目が疲れる。再生能力などは、同一メーカーということもあり、VISIONとほぼ同様だが、画面は、4:3なので、16:9のファイルを再生すると、上下に黒い帯がついて、さらに小さく表示されてしまう。しかし、音楽用プレーヤーとしては、サイズも小さく携帯性に優れているので、一番のおすすめだ。電池の持ちも良い。

と、帯に短し襷に長しということで、どれも満足できない状態だった。そこで、今だったら何か一番私に合うのか調べて、これならばというものを見つけた。それが、COWONのV5というメディアプレーヤーだ。容量は、16GBと32GBがある。価格が、16GBがだいぶ安かったので、16GBを購入した。というのも、SDHCカードで32GBまで拡張できると言うことがあったからだ。32GBと16GBで、7,000円もの差があったし、それだけあるのなら、32GBのSDHCカードを別途買った方が良いと思ったからだ。そして、ついでに液晶保護シートと革風カバーも購入した。このカバーを付けることで、本体を立てることが出来るのだ。

これが、箱だ。意外に小さかった。
 なかには、長めの箱と小さい箱が入っている。
 長めの箱には、本体やマニュアル、ケーブルなどが入っており、小さい箱にはACアダプタが入っていた。
これがその中身だ。残念ながら、PCと接続するためのUSBケーブルは専用のものが必要だ。どうして、miniUSBなどの汎用性のあるものにしなかったのだろうか。このケーブルをなくすと大変だ。充電も専用のACアダプタが必要だ。
上が、ACアダプタ用のコネクタで、下がACアダプタ本体。端子はかなり細いタイプだ。
コンセント部分は、別途付いているアダプタを取り付ける必要がある。

これが純正の液晶保護シート。
 パッケージは韓国語で、説明書もない。まあ、単なる液晶保護シートなので説明はほとんど必要ないとはいえ、簡単でもいいので、ちょっとした説明はほしかった。最近の液晶保護シートは、シート本体を挟むように薄い保護シートで保護して出荷していあるのが多いが、これは取り付け面側にしか保護シートが付いていなかったようだった。
 サイズは、かなりぴったしで、余裕はほとんど無い。なんどが張り直しが必要だった。少しずれた誰でも、端が外れて浮いてしまったりする。

これが純正の革風カバーだ。製品説明では、レーザーケースとなっているが、革ではない。
 でも、そう低級な感じはしない。
 内部は、傷が付かないように柔らかめの素材だ。純正だけあって、本体をきっちりはめ込めるようになっている。
 裏には、支えが付いていて、これを立てると、
 このように、プレーヤーを斜めに立てることが出来る。私は、食事を取りながら見ることがあるので、このように立てることが出来ると大変便利だ。食事中は両手が使えないので、手に持つわけにはいかない。

PCに接続してみると、2つのドライブとして認識される。1つめが、SDHCカードで、2つめが、内蔵メモリだ。特に専用のソフトなどは必要なく、単なる外付けメモリとして認識されるだけなので、メディアファイルは、エクスプローラーなどでコピーすれば良い。これは、面倒が無くて良い。

本体のOSは、Windows CEで、簡単化にWindows CEのディスクトップを表示することが出来る。まんま、Windowsの様に見える。画面は、今までのものの中では一番大きい。見やすいの一言。ただ、液晶保護シートの為なのが、光沢がきつく、最高輝度にに設定しても画面に回りが写って目障りではある。

本体、液晶保護シート、ケースを含めて2万9千円以下という低価格だった。

とりあえずは、ここまで。