2011年5月8日日曜日

F1 2011 第4戦 トルコGP決勝

F1 2011 第4戦 トルコGPの決勝が終わった。
優勝は、今年3回目のレッドブルのセバスチャン・ベッテルでポール・ツー・ウィンだった。結局、今回も1度もトップを譲らなかった。今のところ、敵なし状態だ。

2位は、チームメイトのマーク・ウェバーだった。レース中、3位のアロンソに2位を取られたが、最後には戻した。

3位のフェラーリのフェルナンド・アロンソだった。今年初めての表彰台だ。一時は、マーク・ウェバーを抜いて2位になった。やっと、フェラーリの車も、改善して来たのだろうか。

4位は、マクラーレンのルイス・ハミルトンだった。もっと、上が狙えた様な気がするが、前の3台と30秒もの差があった。

5位は、予選3番手のメルセディスGPのニコ・ロズベルグだ。予選の改善は有ったようだが、レースベースとタイヤの持ちがあまり良くないなどでずるずると落ちてしまった。

6位は、マクラーレンのジェイソン・バトンだ。上位の他のドライバーが4回ストップを選択したのにたいして、3回ストップを選んだが、最後は、タイヤのたれで4位の位置を保持できず、落ちてしまった。

日本の小林可夢偉は、最後尾24番ポジションから10位入賞となった。第1戦でも、8位で、違反がなければ全4戦で入賞していたことになる。特に、こんな最後尾から14台抜きで入賞というのもすごいことだ。本当に、彼に、勝てる車を与えてみたいものだ。

今回は、路面温度が高めだったためか、タイヤの持ちが良くなく、4ストップを選択するドライバーが多数いた。4回ストップということは、5組のタイヤが必要と言うことで、ソフト3本、ハード3本で、そのほとんどを使用するということだ。

それと、あまり混乱がなく、リタイヤも少なかった。例年なら、追い抜きの少ない行列レースになっただろうが、今年は、KERSや、DRSの効果で追い抜きが多く、ポジションの変更が多かった。

メルセデスGPのミハエル・シューマッハは、12位で、チームメイトが5位だったことを考えると、実力差は大きかった。特に、そうなった原因は、抜かれる時に幅寄せしたりして、フロントウイングを壊して、ピットストップしていた。

また、小林可夢偉は、2回目のピットストップで大きく順位を落としており、その後も抜かれて順位を落としている。新品のタイヤを使えたにしては、おかしい。ピットストップで何かトラブルがあったのかもしれない。それが無かったら、もっと上位入賞も有ったのではないかと思えて仕方ない。