2011年4月9日土曜日

F1 第2戦 マレーシアGP 予選

F1第2戦マレーシアGPの予選があった。
ポールポジションは、前回とおなじくレッドブルのベッテルだった。しかも、5位のアロンソ(フェラーリ)まで、前回と全く同じだった。だが、前回と大きく違うことは、ベッテルとそれ以下との差だ。前回は、2位ハミルトンと0.8秒もの大きな差があったが、今回は4位のバトン(マクラーレン)まで、0.33秒と相当に差が縮まった。

小林可夢偉は、予選1回目に5位に入るなど、がんばったが、予選3回目は、新品タイヤがあったにもかかわらず、最高タイムの予選2回目のタイムを更新できずに、10位に終わってしまった。それでも、前回活躍したチームメイトのペレスが16位止まりだったことからみても、小林可夢偉がそのマシンのポテンシャル以上の走りをしたことは間違いない。予選3回目まで進んだだけでもすごいことだろう。ただ、8位以上の選手は、すべて予選が進むにつれて記録を更新しており、そういった確実なタイムアップが行える状態ではないのかもしれない。しかし、9位のロズベルグ(メルセディスGP)も、同様にタイムを落としており、車の出来もある程度関係有るのかもしれないのだが。

また、前回あまりぱっとしなかったロータス・ルノーのハイドフェルド(昨年小林可夢偉のチームメイト)は、本領を発揮してか、チームメイトのペドロフの8位を上回る6位に入った。個人的に好きな選手なので、がんばってほしいものだ。

明日の決勝は、天気が崩れるという話もあり、波乱の決勝となる可能性がある。また、そうなると今年から変わった新タイヤメーカーのピレリ製のウエットタイヤ初の実戦となる。これもそうなった場合には楽しみである。

F1 第2戦 マレーシアGP開幕

F1第2戦マレーシアGPが開幕した。
金曜のフリー走行1とフリー走行2が行われた。
これは、フリー走行2の結果だ。今までの経験から、フリー走行2までは、あまり参考にならないのだが、今回は、赤線より上の二チーム、4人と、赤線以下のチームとでは、明確な違いがあった。上の[Gap]欄を見ればわかるが、ちょうど上位4人とそれ以外では、1秒の差があった。これは、F1の世界では明確な差というるほど大きな差だ。前回同様に今回もこの4人が優勝候補である事は間違いないだろう。

肝心の小林可夢偉は、トップから2.5秒という大きな差のある14位とちょっと振るわなかった。チームメイトも15位だった。前回新人のチームメイトに差をつけられたが、それはミッションにトラブルが有ったとの事だったので、今回は万全の状態で決勝を走ってもらいたいものだ。だが、今回は、ポイントを取るのは、難しいかもしれない。ザウバーの車のタイヤに優しいという特性を生かして、速さで振るわないのなら、レース運びで上位に食い込んでほしい。