2011年2月20日日曜日

ポリマーG1000

アトレー7には、ポリマー系のコーティング剤を塗っているが、なかなか手間がかかる。なんとか簡単にできないかと、一部で話題となっているポリマーG1000というコーティング剤を買ってみた。
これが、現物だ。本来の製品は、濃縮されていて、4倍に水で薄めるもので、1リットルで4,500円もする。まあ、薄めれば、4リットルとなるので実際に使うサイズでは、そんなに高くはないが、使ってみてダメだったと判ったときに、4,500円はちょっと痛い。そこで、お試しの500cc(すでに薄めたもの)の製品を購入した。送料が別途かかるが、1,250円だ。これは、別に、拭き取り布も一緒に購入した。
拡大すると
「THE☆マイクロクロス」というのが商品名らしい。
手触りが大変良く、水の吸収が早い。拭き取りクロスとしてはなかなか良い。価格は、1枚450円となかなか高価だ。今回は、4枚購入した。この商品、Amazoneや、楽天など、色々なところで購入出来る。

で、このポリマーG1000は、洗車の後、濡れた状態で吹き付けて、あとは拭き取るだけでいいというので、そうした。確かに、濡れた状態に吹き付けただけで水玉が出来て水弾きする。なかなか効果がある様だ。臭いは、まさしく窓に塗る撥水剤そのもの。濡れたボディに、透明なので、どれだけ付いたかよく判らず、気がついたら、容器の2/3ほど(つまり、300cc程度)も、吹き付けていた。500ccでどれくらい使えばよいのかはよく判らなかった。

コーティング剤ということだが、ワックスの様なツルツルの感じはあまりない。だが、確かに艶がある様に見える。

いつもながら、デジカメというのは本当に綺麗に写る。実際はこれほど綺麗というわけではないのだが。

ところが、これを処理してから2日後には雨になった。水弾きはなかなか素晴らしい。しかし、雨の後ボディを見ると、窓枠のゴムから黒い筋が沢山垂れて非常に汚くなっていた。しかも、これが、水洗い程度では、まったくとれない。
そして、よく見ると
どうも、雨で付いたものではないだ。塗り込んだときに、当然ながらボディは濡れていて、拭き取っても窓枠などから水が垂れることがあり、その痕の様に見える。

で、良くメーカーの処理方法を確認したら、私の処理方法が間違っていた様だ。

こうなった原因は二つ有る様だ。

一つは、私は、吹き付けた後、マイクロクロスで、水と一緒に抜き取っただけだったが、正式には、ポリマーG1000を吹き付けた後、スポンジで塗り伸ばし、さらに水をかけて余分なポリマーG1000を流さなくてはならなかった様だった。これをしなかったために、必要以上にポリマーG1000が表面に残ってしまった。

二つ目は、吹きつけ量が多すぎたようだ。600ccで、20台分とある。とすると、300ccで10台分だ。つまり、10倍も多く吹き付けたことになる。何しろ、ビショビショになって垂れるくらい吹き付けたのだ。


で、今日、洗車したのだが、汚れはまったく取れない。水をホースで吹き付けると水弾きはなかなか素晴らしいのだが、汚れはそのままだ。洗剤で、ゴシゴシしても殆ど取れず、結局「水あか一発」で、拭き取る必要があった。これをすると、当然ながらコーティングもとれてしまう。G1というコーティング剤がまだ沢山残っていたので、これを吹き付けて磨いた。でも、この処理は大変なので、ボンネット、フロントバンパー、運転席ドアで、1時間かかり、今日はこれだけで疲れて果てて、また、後日する事にした。

こういうコーティング剤などは、使い方を誤るとひどいことになる様だ。

そうそう、このポリマーG1000は、窓にも使えて、水を弾くのでなかなかいい。つまり、ボディも窓も全部一度に処理できるのだ。

残っているG1が無くなったら再びポリマーG1000を使って正しく処理してみて再度トライしてみたい。


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