2011年8月30日火曜日

Tsurugi 150 シガーソケットでの充電

前回書き忘れたが、Tsurugi 150のシガーソケットでの充電を試してみた。
 シガーソケットに、ワニグリップ付の変換ケーブルを取り付けて、充電器とつないだ。
 で、充電できるか見てみた。
 おおっ、ちゃんと充電していた。


これで、バッテリーを取り出したりといった面倒が無く、充電する事が出来る。とても便利だ。週末しかのらないので、1か月に1度充電すればいいだろう。


また、修繕したバッテリーカバーは、強度的には問題無かったが、1日程度しか経っていない為なのか、信号で止まると、この溶剤の臭いがして臭かった。
臭いは、意外に取れにくいのもかもしれない。

2011年8月29日月曜日

Tsurugi 150 英彦山に涼みに

Tsurugi 150のトラブルも一応解決した。近所を走ってみて問題なさそうだ。試しに距離を走ってみたくなった。が、天気は良過ぎて30度などまだ涼しいと感じるほどに暑い。バイクの温度計を見ると38度。長距離走るには過酷な天気だ。

これは、夜撮ったのではない真っ昼間だ。が、日が強すぎて外装の白いところに合わせると明るすぎてこんなに暗く写るのだ。それくらい日が強い。
 Tsurugi 150は、エンジンはすぐにかかるのだが、オートチョークが本当に効いているのかと思うほどアイドリングが低くて、1000回転以下だ。少しアクセルをあおって、アイドリングを続けなくてはならない。面倒だ。アクセルをはなすとストッとエンジンが止まってしまう。まぁ、夏だからとか冬だからとか関係無くこの状態なので、きっとオートチョークは効いてはいるのだろう。でなければ、冬はもっとひどい事になるだろう。が、冬でもアクセルさえひねっておけば、エンジンが止まることはないのだ。

アイドリングするようになって見てみると、デジタル電圧計はアイドリングでは12Vになっているが、アナログの方では少しだけそれを超えているようだ。デジタルの電圧計は、1V単位でしか表示しないのでかなりアバウトだ。

そうこうしているときに、どこに行くか考えていたのだが、暑ければ、涼しいところに行けばいいのだ。ということで、英彦山に行くことにした。3月に行ったときには、まだ雪が残っていた位に平地との温度差がある。

日焼けしないように長袖のブルゾンにメッシュタイプのバイク用グローブという出で立ちながら、思ったほど暑くない。いや確かに暑いが、汗が風で気持ちよい。

目的地に近づくと、だんだんと坂道がきつくなり、木も高くなってきて日陰も出来てとても涼しい。気持ちよく走れる。エンジンは、坂道と言うことと、高所と言うこともあって、アクセル全開でなんとか走れる感じだが。もっと排気量が欲しい。
 温度計を見ると26度と下界とは、別世界。本当にエアコンかけているような感じだ。長袖で丁度良い。
 やっと着いた。
 高住神社の駐車場にバイクを止めた。髙地で気温は低いが、日は強いので日向にいるとやはり暑い。3月に来たときには、10度程度と寒く、止めて写真を撮っただけで通り過ぎたが、今回はこの神社に行ってみることにした。
 鳥居の向こうに長い階段が見える。せっかく涼みに来たのだから、あまり高くないといいのだが。
 むむ。まだ有る。
 途中にわき水がある。冷たくて気持ちいい。
 まだあるが。
 と思ったら着いた。意外に高くなかった。
 これが天狗杉。高い。全体はとらえられない。もっと広角のカメラが必要だ。それほど大きい。
体の 悪い箇所を触ると、良いらしい。思わず、頭をなでてしまった。御利益があるだろうか。
 これが本殿?。
 右横に、御輿があった。こんな山奥で御輿を担ぐ祭りがあるのだろうか。有るのだろうなぁ。
 これは飲んでみなくては。
 水は澄んで綺麗だ。
 飲んでみたが、特に味はしなかった。ただ、思ったほど冷たくなかった。からだが、気温になれたか?

これは、土産物とか、お守りとか売っていた。でも、何か深刻そうなお二人が腰掛けて話し込んでいて、ちょっと近づきがたかった。
登りは、アクセル全開で登ってきた。早く涼しいところに行きたいという一心だった。帰りは、逆にゆっくり走った。後ろから原付らしきスクーターが走っていた。あまりゆっくり走っていては、迷惑かもとすこしペースを速めたら、見えなくなった。途中で分岐があったので分かれたのだろうか。

総距離は、130km程度だった。時間は3時間。平均時速43km/hとなった。

実は、ビデオも撮ったのだが、長回ししていて編集が必要なので、また後日。

長袖に、グローブなので日焼けはないだろうと思ったが、帰宅すると赤くなっていた。


Tsurugi 150 バッテリー取り付け

バッテリーカバーの修繕もでき、準備も整ったので、Tsurugi 150にバッテリーを取り付けることにした。

が、その前に、ドレインパイプを付けることにした。サイズを測ると、6mm強だった。
 近所のホームセンターで、ビニルパイプを買ってきた。内径6mmと5mmを買ってきたが、5mmの方が少しきつめで抜けにくいのでこちらを取り付けた。
 長さ20cmで、30円だった。ラベルには#06と書いてあるが、5mmだ。
 そして、サイドアンダーカバーを見るとかなり傷が付いている。ごろんと転けた感じだったのに、意外に衝撃があったのだと判る。とりあえず、コンパウンドで磨いて、ファックスをかけた。
 少しは、傷がめだたなくなった。
 バッテリーの端子が短く、取り付けに難儀した。狭いせいもあり、端子の取り付けボルトもとても締めにくい。そのうちにぽろりと端子が取れてしまった。エンジンに行っている配線ではなく、少し細いのでメーターなどに使われている電源だろう。ヒューズが付いていた。とにかくこの配線が短いため引っ張られて切れたようだ。
 エンジンに行っている太いケーブルと一緒にビニルテープでまとめた。
 この端子部分に切れた端子部分を半田付けした。だが、どれだけちゃんと付いたのか少々自信がなかった。
 割れたカバーも、問題無くネジ止め出来た。ただ、やはりちょっと心配だったのでぎゅうぎゅうには締めていない。


終わったら、暑さで本当に滝のように汗が出た。

さて、エンジンをかけようとセルを回すと、先週の重苦しいセルの音がウソのように、一発でエンジンが始動した。若干低めのアイドリングでも、バッテリーメーターは12Vを上回っている。

その後、30キロ程度走ってきたが、エンジンは調子よく回るし、ボルトメーターは、14Vをずーっと指していた。アイドリングとなると12Vを少し上回る程度だ。そういえば、以前はアイドリングが2,000回転程度だったが、最後にCKファクトリーに預けた時に、アイドリングを1,600回転まで下げていた。もしかして、これが影響したのだろか。でも、Tsurugi 150で走るときに、一気に走るので、あまりアイドリングする事は無いのだが....。

とにかく、なんとか復活して良かった。何か別の要因でバッテリーが放電して、エンジンも調子が良くなかったのだとしたらどうしようかと思っていたが、この状態を見ると、単に乗る機会が少なかったので、バッテリーが上がったのだろう。

充電器で十分に充電したせいか、いままで、一番エンジンの掛かりが良い気がする。アイドリングも安定しているようだ。少しでもアクセルをひねるとすぐに14Vまで電圧も上がる。

たまに、バッテリーを充電しよう。
そうすることで、いざというときに乗れるだろう。



2011年8月28日日曜日

F1 2011 第12戦 ベルギーGP 決勝

とりあえず、スタートは曇りながら、ドライコンディションとなった。が、夏とは思えない気温16度、トラック温度24度と日本に比べるとかなり低い。

見所としては、7番グリッドのブルーノ・セナがどれほどの走りを見せるのか、9位のペレスもいままでだと、スタートで順位を落とすことが多かったが、今回はどうなのか。

金曜、土曜とほとんどウェットだった。ドライの長距離走行は今回初めてとなり、どれほどのタイヤのライフがあるのか判らない状態。

マクラーレンのバトンと最後尾となったシューマッハの二人がプライム(ハード側タイヤ)をチョイスした。

スタートは、マークがいつものようにスタートミスで順位をかなり落とし8位となった。逆に、ロズベルグが、ジャンプアップして、トップのベッテルをオーバーテイクしてトップになった。小林可夢偉も9位となった。

7位に入ったアグスアグリは、曲がりきれずに突っ込んできたブルーノ・セナに追突されたリタイヤとなった。後で、ブルーノにはペナルディが課されている。

アロンソも、一気に5位に上がった。

シューマッハも、最後尾から一気に14番手まで上がった。

4週目で、ウェバーとバトンがタイヤ交換。バトンはプライムからオプションになった。さらに、バトンはフロントウイングも交換した。スタートの混乱で接触したようだ。

ベッテルは、DRSを使ってロズベルグをオーバーテイク。3位、4位のフェラーリもロズベルグに肉薄している。アロンソとマッサが競っているときに、後ろから来たハミルトンがオーバーテイク。

このとき、小林可夢偉はなんとその後ろ5位にまで上がってきていた。
だが、フロントウイングの翌端板が壊れているので、何かしらの接触があった模様だ。

6週目、トップのベッテルがタイヤ交換。
ペレスもタイヤ交換。


5位小林可夢偉の後ろに来たタイヤ交換後のベッテルが、オーバーテイク。


13週目、タイヤ交換したハミルトンが、まだ一度もタイヤ交換していない小林可夢偉をオーバーテイクした。ところが、小林可夢偉意外に速く、ハミルトンに肉薄。それに気がつかなかったハミルトンが小林可夢偉の方向にハンドルを切って、大クラッシュ。ハミルトンは一時気を失ったのかすぐには動き出さなかった。

メディカルカーがでてセーフティカー出動となり、多数の車がタイヤ交換。小林可夢偉も2週目に、タイヤ交換して、14位に後退。早めにタイヤ交換したペレスは、7位に上がってきた。

18週目セーフティカー解除。

先頭のアロンソを、ベッテルがオーバーテイク。

ベレスが、先頭となって集団を形成。バリチェロ、マルドナード、ディレスタ、小林可夢偉が集団。ペレスの先を行くペトロフ以上は、1分54秒以内で走っているが、ペレスは1分57秒と遅い。

ここで、ペレスがドライブスルーペナルティが出た。スタート時のトロロッソ ブエミとの接触が原因。

バトンが、シューマッハ、スーティル、マッサ、ロズベルグを抜いて、4位に浮上。

小林可夢偉は、ペレスがペナルティを受けたため、13位だが、その前のディレスタについて行けてない。前のほとんどが小林可夢偉と同じタイヤ交換1回なので、タイヤ交換での順位アップは難しい。

ペレスは、その後も何度かピットインし、29週目リタイヤとなった。

30週目、マルドナードと小林可夢偉がタイヤ交換。

その後、アロンソが、次の週に、ベッテル、ロズベルグ、マッサ、ペトロフがタイヤ交換。

32週目、ウェバーピットイン。

33週目、バトンタイヤ交換。

残り、6周。なんとシューマッハは、6位まで上がり、5位のロズベルグに迫ってきている。さすが、20周年で、大好きなコースというだけある。

トップは、ベッテル盤石の状態。2位アロンソは、マークウェバーにかわされて3位後退。4位のバトンが毎週1秒縮めてさせ待ってきている。

41週目、4位バトンが、3位アロンソをオーバーテイクして3位にアップした。

同時に、シューマッハが、燃費がきつくなってきたロズベルグをオーバーテイクして6位に上がった。

小林可夢偉の後ろを走っていたバルチェロが小林可夢偉に接触。その後ろのセナが小林可夢偉に迫る。小林可夢偉はバリチェロとの接触でタイムが上がらない。

小林可夢偉は、今回、接触が多く、傷だらけのレースだった。

ラストラップ、ベッテルのコンソールが異常になっているのが見える。がそのままチェッカーフラグを受けた。

トップ、ベッテル。2位ウエバーと、レッドブルが1位2位独占。
3位は、バトン。
4位アロンソ。

小林可夢偉は、12位と今回ポイントはなかった。

結局、天候は荒れることはなく、ドライでのレースとなった。

ベッテルは、チャンピオンの可能性が非常に高くなった。

高速で、アップダウンが多く、7キロという長いコースで、波乱も意外に多く、タイヤ交換も効果的に、レースを面白くできた。特に、バトンは13位から3位とオーバーテイクが多く、楽しいレースだっだろう。

小林可夢偉は、今回もタイヤ交換時期の失敗があったように思う。タイムが落ちてきたら、素早くタイヤを交換する様にしないと、結局、上位には行けない。このままでは、コンストラクターズも6位は難しくなってきた。7位のフォースインディアに追い抜かれる。

期待のあったブルーノは、スタートでの失敗が響いた。その後も、追い上げたものの入賞までは届かなかった。スタートでの失敗がなければ、入賞も可能だっただろう。次に期待しよう。が、ブルーノやペレスは、まだレースが粗い。もともとの素質は高いようなので、レースでの瞬間的な判断に問題があるようだ。可夢偉も同様の傾向があるものの、なぜか運がいいのか、意外に走りぬいてしまうそこが彼の持ち味かもしれない。それでも、一発の速さは、さらに重要だ。バトンも同様の傾向だが、一発の速さはベッテルやハミルトンほどではないものの、かなり高い。



Tsurugi 150 バッテリーカバーをプラリペアで修復

バイクなどの樹脂外装の修繕剤として最近注目のプラリペアというのを買ってみた。お試しサイズで、粉が5g、液が10ml、専用の容器と注射針の様な物、スポイドなどの小物もすべてそろったセットだ。

手のひらと比較してもらうと判るが、小さいものだ。価格は、送料込みで2,307円だった。今回はすぐに欲しかったので、翌日配達のショップで購入した。Yahooオークションでは、2,000円以下で買えるようだ。
 中身はこんな感じ。真ん中の少し大きい黒いものが粉で、左側の瓶が液だ。溶剤の様な臭いがきつい。換気を良くして作業した方が良いだろう。粉の色は、黒以外にも、クリア、白、赤などがある。
 説明書も付いてくる。
 商品とは別により詳しい実際の事例集も付いてきた。
 私は、メーカーが用意している作業のビデオを参考にした。とても簡単だ。ただ、5分程度で硬化し、ゆっくりやっているとすぐに固まるので、手早くやる必要が有る。

これが、割れたバッテリーカバー。
表側は、黒い塗装がしてある。
そのままやるよりも、割れた部分の面積を広げるために、V字にカットした方が効果が高いと言うことで、ノミで割れ断面を斜めに加工する。
加工後の状態。この状態で固定するために、表側をガムテープで止めておく。
これが作業用の液容器。
瓶から、溶液をスポイトで吸い取って容器に移す。余ったら戻せばいいので、半分以上入れておく。
とがった先をつけて準備OK。
粉の真ん中に数滴落とすとすぐにダマになるので、そのまま取って修繕箇所に落とす。
液を出しながら広げる。無理に広げないですぐに追加して方が良い。広げていると固まってくる。
あまり綺麗とは言えないが、とにかく割れた部分には十分に盛れた。
見る間に固まり、10分もするとほぼ固形化完了する。本当に速い。一体成形されたものとほとんど強度は変わらなくなる。

通常、このように割れた部品を接着しても、ちゃんと付かないでちょっと力を加えるとぽろりととれてしまうものだが、これはすごい。びっくりだ。しかも、例えば、爪が折れたりしても、その型を作ってこの製品で無くなった部分を作ることが出来る。爪などかなり強度が必要だが、全く問題無く使えるだろうと思う。これは使える。

今回購入したのは、

プラリペアキット PK-16

と言う製品だ。容量が少ないのですぐに無くなるかと思ったが、今回の使用容量は微々たる物で、十分使い出がある。とりあえず、これ一本有れば、スクーターのようにフルカバーされた製品の外装の割れや欠損なども修繕できる。特に中華バイクはこういった外装部品はほとんど入手不可能だ。樹脂だけでなく、石や木材にも使えるとのことで使用範囲は広い。ただし、ゴムの様に柔らかい素材は駄目らしい。

修繕完了したバッテリーカバー。内側はあまり綺麗ではなかったが、外からだとほとんど判らない。塗装も可能との事。

大おすすめ製品だ。