2010年9月11日土曜日

Tsurugi 150メーター交換


今日、久しぶりにLEAD110に乗ったら、「えっ、こんなにノロかったっけ!」と思うほど、Tsurugi 150は、加速がよい。特に、エンジンが、6,000回転の時にとても気持ちいい、いわゆるカムが乗るという感じがする。

さて、Tsurugi150は、スピードメーターが死んでしまって乗れないので、日曜日と言っていたが、天気も優れない予報だし、メーターが動かないといのはかなり困るので、急遽行くことにした。電話したら、試乗車からメータ外して待っていますとの事。

台風のためか、週初めが涼しかったのに、今日はまた酷暑とも言うくらい暑い。2時間の走行は、だいぶきつかった。いつもは、朝一で行くので一番暑い時間に行った為もある。

着いて見ると、担当はおらず、若い高校生のような男の子(失礼)しか居ない。ちょっと嫌な予感。仕方ないので、メーター交換頼むよ、といって頼んだ。メータを交換するのには、以前WACOXでもそうだったが、フロントカウルを全部外す必要がある。大変だ。ただ、その若い"彼"の言うには、スピードメーターケーブルが切れているようだという。
(今回はカメラを持って行くのを忘れたので、携帯で撮っている)
ステップから、沢山のネジを外してやっとメーターの裏が見えるようになる。メーターケーブルを外してみると、確かに中が切れていた。これでは、メーターが動くはずがない。ところが、"彼"は、ケーブルだけ替えて、これで試してみてくれという。で、試乗車を見ると。
外されているはずのメーターがそのまま付いている。メーターが完全に止まったのは、ケーブルが切れたせいだろうが、切れた原因がメーターである可能性もある。だから、メーターも交換して欲しいといっても、聞こうとしない。これじゃ話にならないと、直接担当の番号を教えてもらって、話して、メーター交換してもらうことにしたが、今からメーターを外していたら、いつになるやら。即交換してもらえるものと思ってきた身からすると、頭に来る状況で、かなり怒鳴ってしまった。でも、ユーザとして当然だろう。買って、その日にメーターがおかしくなり、交換しますと、持ってくれば、用意も出来ていない。

とりあえず、手持ちのケーブルを付けていたが、よく見ると、ケーブルが短い。
そのために、ハンドルを切ると、かなりピンピンになり、矢印のところが、ぐにゅーと曲がるのだ。そして、メータケーブルの芯がが切れていたのもこの部分だった。このケーブルは短いので、試乗車のものとメータごと交換してくれと頼んだ。でも、"彼"は、2センチほどの隙間を人差し指と親指で作って、「これくらいしか違わないんですよ。」という。ハンドルを切ったときに、キチキチ状態なのに、これで組もうという神経が全くわからない。とんでも無いところからバイクを買ってしまったと本心で悔やんだ。もう、自分のバイクを見るのも嫌になりそうだ。
とりあえず、到着してから2時間以上、待つことになった。外は、強い日射しで、クーラーもない事務所で汗だくになりながら待った。エアコンもないので、窓は全開だ。外の景色が丸見えだ。
なんとか、交換してもらって、確認して、試験走行もしてもらって、大丈夫ですというので、乗ってみると、燃料メーターが全然動かない。しかし、電源OFFしたり、ONしたりすると、エンプティより下から少しだけ上がっている。接続不良で電源が来ていない状態ではないようだ。さらに、電圧計も固着して動かない。電源を切っても、中途半端なところに止まったままだ。とりあえず、ちょっと走って、40km/hまでメーターが上がるのは確認した。一応燈火器も点灯するのを確認した。気がつくと、もう6時近い。

とりあえず、このメーターでいったん帰って、新品のメータを用意してくれるように頼んだ。

しかし、10kmも走ると、メーターが40km/hから上に上がらないことがわかった。再度、担当に電話して、だめだったと話した。やはり、スーピードメーターケーブルが短くて、急な角度に曲がっているため、うまく、回転が伝わっていないのだろうと思われると話した。調べて対処しますと、修理準備が出来たら電話しますと言うことだった。早く何とかして欲しいものだ。

また、どうもメーターが元のものと違うので、聞くと、試乗車はプロトタイプなので最終製品じゃないのでという。なんだそれ。と思わず、怒鳴りたくなる気持ちをぐっと抑えた。それでも担当は、動作は確認したんですけれどねぇ。という、ガソリンは試乗したときも、ほぼエンプティ状態だった。満タンに入れて確認したんだろうか? 試乗したときに、電圧計も、低くいなぁと思ったのを思い出す。WACOXは、半分以上を指すのが普通だった。なのに試乗車は、半分以下だった。また、異なる点は、まだあった。それは、ハイビームインジケーター下のインジケータランプだった。元のメータには、インジケータランプらしきものが有るが、点灯したことはなく、なんのインジケータランプだろうかと思っていた。ところが、このメーターでは、ブレーキをかけると点灯する。これは、点灯する方が便利だ。正式版のメーターでは、点灯しないようになったのだろうか。だったら、インジケータランプのデザインをなくすとかするものだろう。また、スピードメターとタコメーターの針が短くなっていた。短いため、見にくい。

2時間かけて、酷暑の中を走って修理に行って、元の状態に戻るなんて。ケーブルの問題であれば、今回同様に、300km程度走ると、また、ケーブルが切れて、メーターが動かなくなるだろう。そして、自宅が近くなると、以前と同様に、30km/h程度で止まるようになった。

帰る途中で暗くなり、暗いヘッドライトで、前を走る車を頼りに帰った。しかし。自宅近くになると、たんぼ道で、車もおらず、街灯はあるものの暗い。ヘッドライトをハイに切り替えると、一瞬目の前が真っ暗になった。「えっ」と慌ててしまった。確かに、ハイのプロジェクタランプは点灯していた筈なのに。と帰ってみたら、確かにライトは点灯していたが、向きがおかしくなっており、遙か天井を向いていた。これでは、点灯しても天を照らしていては明るいはずがない。なんとかならないかといじってみたが、狭いため。どうにもならなかった。

また、帰りに、どうもハンドルが振動しているようだった。行くときは全く感じなかったのに、帰り着くと、手が振動でしびれていた。外したカウルの取り付けに問題があるのだろうか。

とにかく、燃料計がエンプティのままでは心配なので、帰宅後ガソリンスタンドに行って給油したら、6.67リットル入った。CKファクトリーから自宅まで70km以上有るので、2リットルは消費しているだろうから、ショップにいたときには、4.7リットル消費した状態。つまりタンクには、7リットル以上残っていたはずだ。満タンにして、エンジンをかけて燃料計をみたら、やはりエンプティのままだった。
がっかりだ。

今日の1日は何だったんだと思う。エンジンと走りに関しては、本当に良いのに、メータでこんなにトラブルとは。とほほだ。

ヘッドライトのバルブを交換する為にも、今回の様に、カウルを全部外さないといけない。相当に面倒だ。WACOXもそんなに手軽というわけでもなかったが。

とりあえず、このメータートラブルが何とかなるまで、Tsurugiを弄るのはやめておくことにしよう。