2010年8月16日月曜日

暑いのに、CKファクトリーに新車を見に行った

WACOX H-1のサスペンションを純正に替えたのを、試すのをかねて、ちょっと距離を走ってみることにした。

ただ、走るのはもったいないので、CKファクトリーに行ってみた。ハイブリッド車や、150ccのTsurugiが出たとショップのブログに書いて有ったので、気になったのだ。

しかし、暑い。でも、峠では、海抜が高い事もあり、気温も少し下がり、だいぶ楽だった。
でも、峠を越えて下りになるとだんだん気温が上がってきて下界の猛暑に戻ることになった。

さて、CKファクトリーにやっと着いた。さっそく、Tsurugiの150ccが展示してあった。
右隣の125ccのTsurugiとはデザインも全く異なる。かなりワイドで、低い。ヘッドライトは、下にプロジェクタータイプが、上には普通のハロゲンらしいバルブが付いている。
メーターには、液晶がセンターに付いていて、高級感のあるものになっている。オドメータや、電圧計が、表示されるが、電圧計は別途アナログも付いている。時計機能は無いようだった。メータを触ったわけではないので、もしかすると時計機能も付いているかも知れない。
全体的に低いフォルムで、ドライバーのシートも柔らかく、かつ、低いので、足つきも良い。カウルが全体的に低いので、ハンドルはにょきにょきと生えている感じに高くなっている。ステップも広く、長いので、足を投げ出したポジションになる。ガソリンタンクは、シート前に有る。WACOXと同じようなロック付きのキャップが付いていた。タンク容量を訪ねたが、わからなかった。出来るなら10リットルは欲しいが、どうなんだろうか。
シートは、前に開くタイプで、リアシート下は、だいぶ広い。フルフェイスを格納するのもたやすい容量がある。ただ、このシートを前に倒すために、シートの前面下に、蝶番が入っているのだが、それがカバーされておらず、丸見えなのがちょっと気になる。
リアは、なかなか個性的なランプデザイン。サイドのクリアランプがウインカーだとすると、クリアに赤い丸いランプが付いたところは、ポジションになるのだろうか。
かなり、ワイドに見えるリアビュー。ナンバーが付いているので、さっそく試乗してみた。150ccと言っても、125ccより25cc大きいだけなので、出力的には大きな期待は出来ない。だが、走り出すと、なかなか出足が良い。WACOXとは比較にならない。特に、60km/hまでの加速はなかなかだ。60km/hになると、加速は鈍くなる。それでも、80km/hまでは、意外に早い。
聞いた話でも、最高速度は、100km/h程度とのこと。街中での走りは、なかなか活発で、車体も見た目に比べて、軽い感じがした。
予想どうり、足つきは問題無い。しかし、ステップがかなりワイドなので、足は、すぐ下ろす感じではなく、外側に投げ出す感じになる。シートが低い事もあり、走行中は、ふんぞり返ったいわゆる殿様座りになり、安定している感じだ。ポジションは、HONDAのフュージョンみたいな感じだろうか。

左グリップ部分。パッシング、ウインカー、ホーンと一般的。
右グリップ部分。キルスイッチ、ポジション点灯、スターターとこちらも一般的。
残念ながら、ヘッドライトは、常時点灯。
黒も、なかなか良い感じだ。フロントカウル裏や、給油口も、白と異なり艶あり塗装となっていた。
黒のリア。
マフラーは、メッキタイプ。タイヤは、ブロックパターンで通常のオンロードバイクらしくない。タイヤサイズも不明だが、おそらく、12インチではないかと思われる。
リアサスペンションは、調節付き。
バックミラーは、メッキタイプ。風防は、上面がカットされている感じ。走った感じでは、風圧はあまり感じなかった。アルミステップがついている。
キーはシャッター付きになり、シートのオープンも可能になっている。これも良い改善ポイントだ。
また、グローブボックスも左右に付いていて、奥が深いので、ちょっとしたものが入れられる。WACOX H-1よりは容量が大きい。だが、下過ぎて、取り出しにくい。それに、開けるとフタがふらふらで、いかにもチープだ。



正直気に入った。198,000円は安いと感じた。

まあ、外観(部材同士の隙間部分精度)や、フロントのグローブボックスなどの作りは、だいぶチャチく、値段相当にも感じるが。


担当者と、話していて、CK ファクトリーのサイトがまた、変わっているのを知った。ウチのブログのCKファクトリーのリンクを見ると、なんだか、不完全なサイトが表示されるが、ちゃんと表示されるサイトが別途完成していた。リンクを替えたので、見て欲しい。ただし、Tsurugi 150の情報はない。

150ccなので、高速道路も走れるが、おそらく80km/hで流すのが精一杯になるだろう。それでも、走れるのと走れないのとでは大きな差だ。もちろん、高速を連続走行しても大丈夫なだけのクオリティがあるのかがちょっと気になる。

でも、WACOXでも、80km/h程度なら、連続走行は大丈夫じゃなかろうかと思う。いままで、色々な不具合があったが、走行中に止まるとか、ハンドルがおかしくなるなどの重大な不具合は、殆ど無かった。

さて、次はハイブリッドバイクだ。
右が125でイーグルがベースとなっている。左は50ccだ。見た目は、普通のスクーターそのもので特に変わったようにも見えない。
バッテリーは、ステップにあるらしい。
モーターは、おそらく、この出っ張ったプリーケース内ではないかと想像する。試乗はしなかったので詳細は不明だ。ただ、新聞発表では、50ccが、298,000円で、125ccが、398,000円だという。正直言って、かなり高い。日本メーカーならいざ知らず、中国製でこの価格で買う人がいるのだろうか。
元々、50ccや125ccは、燃費が良いので、ハイブリッドにしたことで、さらに燃費が上がっても、これだけ高くては、難しい気がした。どうせなら、250ccや、400ccでハイブリッドにして、燃費を40km/リットル程度まで上げたとなれば、存在価値が有るようにも思うのだが。

以前紹介した完全な電動バイクの方が、まだ、いい気がする。



さて、今回のWACOX H-1での走行はおおむね安定していてツーリングを楽しめた。ただし、暑さだけは大変で、帰ってきたときには、ヘルメットの中も汗でだいぶ濡れた。
昨年の暮れ、納車後は、乗り心地の悪さで閉口したが、それは、寒さによる堅さと各部の慣れていない事によるものと思われる。これだけ猛暑だと、タイヤもだいぶ柔くなるし、ショックも動きが良くなるのだろうから、それで、乗り心地も不満がないのだろう。


帰りに、ダイハツに部品を注文しに行ったのだが、なんとまだ休みだった。ダイハツはお盆休みが長すぎないだろうか。先週から休みだったのに。