2010年6月11日金曜日

Blu-ray HDR (TZ-BDW900J)

当家では、J:COMに加入してて、いままでCATV STB(セットトップボックス)としてHDD付きのHDRを使用していた。九州でも、Blu-ray HDRというBlu-rayドライブの付いたSTBが使えるようになったので、申し込んでいたところ、先日機種交換となった。
設置には、30分もかからなかった。配線がちょっと面倒なので、頼まずに私の方でやった(シールの[3]というのは、セレクタの番号だ。これを貼っておかないとどうつながっているか分からなくなる)。
デザインは、まあ、普通だろう。いままでのSTBがダサ過ぎたと思われる。やっとまともなデザインになったということだろう。
電源スイッチは、左端。
ドライブ自体は、左端についているが、取り出しボタンは、右端。ちょっと使いにくい。思わず、ディスクを取り出そうとして、電源ボタンを押してしまったことがある。
これが、リモコン。デザインはいかにもPanasonicだ。
編集の時によく使うボタンが、カバーの下にあるのはちょっと使いにくい。
仕様としては、500GBハードディスク、Blu-rayドライブ、ダブルチューナー、でもAVC/H264エンコーダはシングルなので、同時にエンコードしての録画はできない。私は、いままでDVD/HDDレコーダーとして東芝製品をずっと使ってきた。東芝製品は、編集機能が凄いと言われていて、たいていのことができる。Panasonic製はどうなのだろうかと思っていたが。録画番組のCMカット編集に関して言えば、もしかすると東芝よりもいいかもしれない。

これがメニュー画面。起動したときはこの画面となる。
番組表は、Panasonicの共通のもの。
1チャンネルだけを、1週間通して見れるのは、今までのHDRではなかった機能で、使いやすい。東芝のレコーダーでは、昔からあったが。
これが、予約一覧(内容は見えないように消してある)。
録画一覧。カテゴリで分類できるようになっている。東芝製レコーダーでは、フォルダー管理できるので、やはり、東芝の方がいい。そのためか、数百番組を貯め込んでしまっても見通しが良かったが。
ここでサブメニューボタンを押すと、この様なサブメニューが現れる。
CMカット編集する場合は、ここで番組編集を選ぶ。そして、部分消去を選択。
このような編集画面になる。先頭の不要部分を削除するには、ここを開始点と指定する。
自動的に、終点のところにボタンのフォーカスが移動する。
番組はじめから、番組内容のはじまるポイントを見つけて、終点を指定し、消去実行を実行すると。以下のような画面になる。
これで不要部分が削除される。先頭だでなく、中間のCMも次々と指定して
一度に削除することもできるが、途中で間違えると、[戻る]ボタンで、最初からになってしまうのはちょっと痛い。せめて直前のポイントだけをキャンセルする機能があると良いだろう。
ただ、総じて、そのように複雑なことができないためか、操作自体は簡単で、編集点(ポイント)を早送りや、スロー再生などで探すのも、慣れると手早くできる。

大きな問題点もあった。設置して一番しまったと思ったのは、外部機器への録画予約が出来なくなったこと。いままでは、STBに画像安定装置を噛ませて、東芝製のレコーダーに入れていたので、東芝製レコーダーで直接DVD-Videoを作成できて便利だったのが、それができなくなってしまった。今後は、DVD-VR(CPRM)としてDVD保存になってしまう。

しかし、それ以上に便利になったこともある。それは、録画予約は、STBだけでいいと言うことだ。いままでは、STBに予約して、東芝製レコーダーにも予約するという2重の予約が必要で面倒だった。また、毎週録画などにしておくと、時たま5分や10分前後して番組がずれて放送されることがあるが、そういうのに対応できなかったのが、できるようになった。

そして、当然ながら、ハイビジョン番組をハイビジョン番組のまま録画して、Blu-ray disc に保存できるのもいい。

結果、満足している。やはり、Blu-rayは良い。当然ながら、将来東芝製のBlu-rayレコーダーが出れば、買うことになるだろうけど。