2010年1月6日水曜日

工人舎 SCシリーズ SC3KX06GS

最近は、朝方も夜もとても寒く、一時はここ九州でも零下という厳しい寒さとなっている。なので、バイクを乗って楽しむのも難しい。そこで、どうしても室内で楽しむことになるが、新しいデジタルグッズとして、小型のPCを購入した。たまたま電気店にいってみたら、小型のPCがあり、ワンセグテレビに、GPSまで付いて、4万円程度という価格だった。しかも、ACアダプタは2組付いていた。なんとも安くなったものだ。で、思わず買ってきてしまった。工人舎のSCシリーズの「SC3KX06GS」という製品だ。元々は、Windows Vistaを搭載して10万円程度だったらしいが、Windows XPに変更して、価格を下げた。そして、ACアダプタを2組付けてさらに低価格にした最新のバージョンだ。定価は、59,800円。

これが外観。なかなか小さくていい。

液晶は、7インチと小型。しかも、この様に回転して、キーボードの上に載せる形にして、タブレット型としても使える。当然ながら、タッチパネル付きの液晶となっている。

これが、液晶をひっくり返した状態だ。タッチペンで、このまま使える。標準搭載のOSは、Windows XP Home Edition ULCPCとなっている。NetBookが大型化しているなか、小さいパソコンとしてなかなか良くできている。特にワンセグTVの搭載は、外国製では無い機能だ。ただ、使うかといわれると案外使わないかもしれない。実際室内では、感度が悪くて1つの放送のみやっと見れる状態だった。


これが、Windows XPの画面だ。解像度は、1024x600ドットと、NetBookと同じ解像度だ。文字などは、よく見えて何も問題ない。解像度と画面の大きさはあっていると感じる。しかし、すでに、Windows XPは、古いOSで、2002年から使われており、これはどうかと思うので、さくっと最新のWindows 7をインストールする事にした。


これがインストール開始画面。


搭載されているハードディスクはiPodなどにも使われている1.8インチサイズで、60GBという容量だ。元の内容は完全に削除して、パーティションは30GをWindows用に確保した。パーティション1は、Windows 7が勝手に作ったものだ。インストールは、何も問題ない。工人舎からWindows 7用のドライバーが提供されているので、あらかじめダウンロードして、USBメモリにいれておく。インストールが完了したら、ドライバーを次々とインストールしていく。

Windows 7の起動画面。タッチパネルも標準でサポートされているので、キーボード無しでも使えるようになっている。

その後、いろいろ使ってみているが、ビデオ再生もまったくもんだいなく楽しめている。Webのブラウジングも問題ない。重さは、800グラム程度で、もって使うのがいい感じだ。さらに、ボディの剛性も高く、液晶が回転する機構にもかかわらず、脆弱な感じはほとんど無い。いい買い物をした。