2009年11月22日日曜日

関門海峡を渡る&リアボックス取り付け

今日、曇り空の中、北九州市の門司まで走って、関門を渡った。9月1日から12月18日まで、関門トンネルは、全面通行止め。車道だけでなく歩道も通行止めのため、代替えとして人はバスで、125cc以下のバイクと自転車はトラックで運んでくれる。ただし、運行は、1時間に一本なので、好きなときに、渡るというわけにはいかない。それでも、20分程度とは言え、無料で高速バスに乗れ、バイクもトラックで運んでくれるというのは、なかなかのサービスだ。もし、125cc以下で、関門海峡を無料で渡りたいという人は、今がチャンスだ。ただ、無料といっても125cc以下(50cc以上)のトンネルの通行料金は、20円なのだが。50cc未満のいわゆる原付は、元々無料だが自転車と同じ様に、歩道を押して渡る必要がある。
門司側関門トンネル入り口。雨が降っているのは帰りにバスの中で撮ったから。そう帰りには雨が降り出していた。人道入り口に行くと、トラックと高速バスが待っていてくれる。


125ccとは言え、250cc並の大型ボディのため、近づいて「お願いします」と言ったときには、係員が「えっ」という顔をして、思わず、リアのナンバープレートを見ていた。
人間は、こちらの高速バスで移動。今朝方の乗客は、バイクの私と、自転車の方だけだった。寒いので、暖かいバスの中で発車まで待つことができたのはうれしかった。
すぐ前は関門海峡で、関門大橋が見える。狭い海峡を大きな船が意外に速い速度で通り過ぎていく。つい最近、自衛隊の船と、韓国籍の貨物船が衝突炎上した事故が有ったばかりだ。

で、何しに下関に行ったかというと、知り合いの方がドリルで、リアキャリアに穴をあけてくださることになり、いそいそと出かけた次第。リアキャリアは、アルミ製なので、とても簡単に穴をあけてくれた。

その方は、ちょっと特殊な工房を営み、日本にはあまりいない職人さん。というか、クリエイターというか。とにかく凄い人。その工房は、外観からは想像できない、本当の意味で工場(こうば)と言う感じで、立派な工作機械が所狭しと有った。少し、作成途中のものを見せていただいたが、とても一般人からは想像もできない、匠の技というか、とにかく凄いもので、びっくりした。木材でできているとは、とうてい思えない。たとえば、板4枚で、単なる四角の筒を作ただけでも、板が組み合わさっているとは思えない。接合部が解らない。木目がずれていることから確かに合わさっているとは解るが、触っても段が無く、その精巧な作りに感動した。また、整形された小型の部品は、まるで神業のようだった。

さて、これにリアボックスのベースを取り付けてみた。

もう完璧だ。びくともしない。
ボルトが長すぎないかと思ったが、問題無かった。

帰りには、雨が降り出したが、なんかと関門海峡までは、小降りだった。でも、バスに乗り込むとそこそこの降りになっていた。門司まではバスなので、雨のことは考える必要が無くて楽だった。しかし、門司にからは、少し雨量が増えてきた。帰り着いてから、さっそくリアボックスを取り付けてみた。
なかなか様になっている。これで、一安心だ。積載量も増えたし、二人乗りした場合にも、背もたれになる。もちろん、寄りかかったら危ないと思うが。

後、昨日フロントをばらしたときに、LED球を落とし込んでしまったが、
解るだろうか。また、フロントを分解するのは大変なので、バイクの前に小さな台をもってきて、座り込んだ。そして、後ろからピンセットを突っ込んで、このLED球を取り出そうと30分程悪戦苦闘した結果、なんと取り出すことに成功した。思わず、スキップしてはしゃいでしまった。

リアショックとエアークリーナーは、作業時間が無いので、来週だ。

そうそう、昨日交換した、メーターパネルだが、ちょっとおかしい。アイドル状態のエンジン回転数は、1,600回転で同じなのだが、7,000回転以上回さないと、60km/hに達しない。タコメーターが回転が高めに出るのか、スピードメーターが、低めなのか。ただ、今まで、6,000回転付近になるとエンジンの振動が大きくなっていたが、これが交換後は6,500から7,000回転で感じるようになった。と言うことは、タコメーターが高めに出るのだろうか。でも、そこそこの速度で走っていると感じるのに、スピードメーターを見ると50km/hも出ていなかったりする。

何を信じればよいのか解らなくなった。もう少し様子を見ることにしよう。メータも慣らしが必要なのだろうか。

メータパネルとヘッドライト交換

今日の本当の作業は、メーターパネルの交換とヘッドライトバルブの交換でした。も~大変だった。こんなに大変だと、手軽に、ヘッドライトバルブ交換なんてできない。メンテナンス度0だ。実を言えば、今日中に元に戻せるかとても心配だった。とりあえず、写真だけをどどっと載せますんで、各自勝手に想像してほしい。(^^;

HIDじゃないが、980円と安かったので、買ってみた。スーパーホワイトと書いてあるので、少し期待したが.....。
バルブにも青い着色がしてあるし。
でも、点灯してみたら、LEDに比べるとまだだいぶ黄色い。でも、ライト自体が、55Wになったせいもあり、かなり明るくなった。55Wで100W相当だというが、それは、話半分で、ちょうど50Wという感じだろう。明るくなったので、ロー側の光軸を下げた。いままで少し上げていたが、この明るさだと上げたままだと相当にまぶしいので。
メーターパネルのバックライトは、当然ながらLEDに交換。だが、種類が一つづつしかなかったので、仕方なく、3種類買ってきた。本当は、全部ホワイトにしたかったが、無くて、1組は、ブルーになった。メーターの左側の電圧計付近だけが青くなっている。
LED化はしたが、安いヤツなので、明るくはなく、電球とそんなに明るさは変わらなかった。残念だ。消費電力は、下がったろうから、いいことにしよう。それに、この電球変えるのは、至難の業なのでLED化して寿命が延びればいいやと。

ところが、最後の最後に、大きなミスが。

フロントのポジションLEDライト(以前交換したと記載したヤツ)を付けようとしたら、LED球が取れて、ライトの中に落ちてしまった。やっとこさ元通りに組んだのに。もう力尽きました。今日は、ここまで。
明日、まだ分解して、ヘッドライト本体まで外してひっくり返さないと。

で、夜少し走って見たら、アイドリングで、エンジンが止まりそうになる。電圧計が真ん中まで下がってしまう。やはり、55Wというのは、消費電力が高すぎるようだ。信号停止ではライト消さないと行けなくなりそう。でも、もう、変えるの面倒なので、このままにしようと思う。元のバルブは油手で触ってもう使えないだろうし。

そうそう、サイドスタンドを立てるとエンジンが止まるというのは耐えられなかったので、センサーを外した。
この爪を折ってから取り付け、2、3回サイドスタンドを上げ下げしたら、センサーが回ったままになって、全くエンジンがかからなくなった。仕方なく、センサーをスタンドから取り外してしまった。でも、ケーブルからセンサー部分を外してしまうと、全くエンジンがかからなくなるので、センサーを付けたまま、適当にアンダーカバー内に転がしてしまった。また、回転するセンサーが1周ぐるっと回ったせいだと思うが、エンジンはかかるのに、パーキングランプが付きっぱなしになってしまった。まあ、性能上は問題無いので、このままにする事にする。それよりもサイドスタンド立ててただけでエンジンが止まってしまうということが無くなっただけでとてもありがたい。

で、これだけねじが余った。(^^;
きっと、付け忘れたんだろうけど、走った感じでは、特にびびり音もしなかったし。