2009年12月28日月曜日

コールドな走りにホットなデバイスを

最近気温が低くなり、WACOX H-1で走るのが辛くなってきている。実用的なLEAD110には、ナックルバイザーとグリップヒーターをつけている。WACOX H-1にナックルバイザーをつけるのは、デザイン的にも手間的にも大変なので、グリップヒーターをつけることにした。今回も、Yahooのオークションに出品しているショップから購入。LEAD110のは取り付け費込みで、9,000円近くしたが、今回の品は、送料込みで4,000円程度。ちょうど、将来グリップを交換したいという気持ちもあったので、ちょうどいい。ただ、LEAD110のグリップヒーターは、その効果が少し弱いのに、消費電力は高くアイドリング状態では、自動的にオフになる。さらに、グリップもだいぶ太くなり、手の小さな私にはすこしつらい感じだった。
左のグリップに、スイッチが付いていて、[OFF]/[I]/[II]と切り替えられるようになっている。右のアクセル側のグリップには、専用のアクセルスロットルが付いていている。写真のように、グリップ全体の長さが無く、1/3程度しかない。汎用品だが、WACOX H-1に付くのかも不明だった。電源の接続は簡単で、グランドと+12Vにつなぐだけ。スイッチで完全にOFFにできるので、最悪バッテリー直付けも可能だろうが、エンジンを切ったときに確実にOFFにしないとバッテリー上がるだろう。さて、取り付けだが、以外に簡単だった。

まずは、グリップエンドのネジを緩めて取り外し、スイッチ部分を上の写真のように、2本のネジを緩めて2つに割る。ネジは、慎重に押し付けるようにして緩めないと、簡単に頭を舐めてしまうのとで注意が必要。

そうすると、アクセルワイヤーが付いたスロットルパーツとグリップが一体になっているので、ワイヤーを慎重にはずして、グリップごと取り外す。次に上の写真のように、グリップヒーター付属のスロットルを取り付ける。後は、元のように、スイッチ部をネジで組み立てる。次の写真が、組み込んだ状態。
取り外した元のグリップとの比較。太さはほとんど差が無い。グリップもしやすく、滑り止めの模様が表面についていてなかなかよい。これをスロットルにはめ込む。
奥まで、差し込んだら、ねじを締めて固定する。次は、左側だ。

元のグリップは、きつくはまっていないので、簡単に抜ける。次に、グリップヒーターを差し込む。普通のグリップと異なり、ぶかぶかなので何の抵抗も無いので、六角ネジをねじ込んで、グリップを止める。左右両方のグリップとも、エンド部分が若干ガタガタするくらいゆるい。しかし、ねじってもびくともしない。配線は、常時点灯しているランプの配線を使った。

最初、緑の側から電源をとったら、グラウンドだった。普通黒がグラウンドで色つきが電源というのが常識だと思っていたが、逆だった。やっぱり中華だから? よくわからん。

せっかく、カウルを開けたので、ついでにHIDのバラストもちゃんと固定することにした。実を言うと、ガムテープで着けていたが、これがアイドリングのときにひどく振動して、音がすごかった。
配線も、結束バンドでハンドルの回転に邪魔にならないようにした。また、ハンドルの回りが硬めだったので、配線やブレーキのパイプなどの取り回しも少し改善した。これによって、ハンドルが、スムースに回転するようになった。

さて、エンジンをかけてみると、スロットルが少し回った状態になっているらしく、アイドリングが4,000回転を超えていたので調節した。


さて、さっそく走ってみた。これは、すばらしい。LEAD110のは少し暖かいかなぁ程度なのに、このグリップヒーターは、[I]では、熱すぎる位、[II]でちょうどよい。消費電力も気になっていたが、意外に影響はほとんど無かった。ヘッドライトを点灯したままだと、アイドリング時に若干電圧が下がるが、エンジンや、ヘッドライトに影響する程度ではない。さらに良かったのは、アクセルがとても軽くなった事だ。いままであまり重いとも感じなかったが、軽くアクセルがひねられるのでなんだか、車体が軽くなったような感じがする。とても、良いので、お勧めだ。

今回はいろいろと調整をしたので、ハンドルとアクセルが軽くなり、バラストのガタガタもなくなったのでとても気持ちよく走れるようになった。


汎用ホットグリップヒーター(Yahoo オークション)
 http://page21.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/j63843908

2009年12月27日日曜日

ポジションLED球の交換

ポジションライトをLEDに交換している。だが、いまひとつ明るくないと感じていたので、Yahooのオークションで、3種類のT10タイプのLED球を落札した。
2個セットなので計6個。これで、送料込みで2500円程度。まぁ、安いので、だめもとで購入した。ポジション球の交換は、とても簡単。フロントカウルの下から手を入れて、ゴムのキャップを取れば、取り外すことができる。これが、取り外した元のLED球と今回交換予定のもの。
右側から、一つずつ取り替えて、明るさを確認した。1個目は、問題なく、入れることができた。1W級と謳われているとおり、なかなか明るいが、サイドのLEDが少し暗く、ポジション全体が明るくならず、先端だけが明るい状態。次のものは、サイドにもたくさんLEDが付いており、期待を持たせたが、なんと太すぎて入らなかった。残念。最後の製品は、先端に1W級の大きなLEDが付き、サイドにも大型のLEDが付いている。太さは問題なかった。ただ、一番長いので、そこが問題だ。ところが、ぎりぎりだったが、なんとか入れることができた。そして、予想どうりもっとも明るかった。ということで、今回は、このLED級を使用することにした。

また、もとのLED球は、メータパネルのバックライトLEDと交換することにした。元のLED球は、2個で800円程度と安かったせいもあって、オリジナルの電球とあまり明るさが変わらなかった。交換したら、かなり明るくなり、昼間でも点灯しているのが分かるほどだった。

夜に写真を撮ればよかったが、雨が降る予報だったので、早々にカバーをかけてしまったので、撮るのを忘れた。

でも、こうやっていろいろ換えて楽しめるのでいい。残ったLED球は、また別の箇所のものと交換するのに使用することにしたい。

2009年12月24日木曜日

SAMPOシャトル125とWACOX H-1が似ている件

以前から、SAMPO シャトル125と、WACOX H-1がよく似ていると思っていたが、やはり、WACOX H-1は、SAMPOが作っていた。SAMPOのサイトによると、シャトルは、Shutteという名になっており、WACOX H-1は、Steed 125になっていた。このサイトの情報を見ていると、外観はまったく同じだが、エンジンスペックは???なところが有る。ちょっとスペックを記載してみよう。




Steed 125
・Engine type: single-cylinder, 4-stroke and air-cooled
・Engine displacement: 125cc
・Dimensions: 2,070 x 725 x 1,300mm
・Net weight: 134kg
・Wheelbase: 1,530mm
・Maximum speed: 80kph
・Maximum power: 6.5kW/7, 500rpm
・Maximum torque: 9.0Nm/5, 500rpm
・Tire size: 130/60 to 13 inches
・Fuel capacity: 14L
・Maximum loading weight: 150kg
・Starting system: electric/kick
・Brake operation: hand / hand
・Brake mode: disk / disk
・Battery: 12V/9Ah
・Loading: 40ft HQ container: 34 piece

このSteedには、150と250ccの3種類のエンジンラインナップがある。この125のスペックでは、最高出力が、6.5kWとかなり高い。トルクも9.0Nmもある。燃料タンクは、14リットルになっていて、実際の値に近い。最高速度は、80km/hと控えめ。車体色は、シルバーと写真の小豆色がある。この色もなかなかシックでいい。また、バックミラーは、カウルについている。このパーツがほしい。さらに、マフラーもなかなか良さそうだ。

そして、150ccのスペックは、以下になっている。

Steed 150
・Engine type: single-cylinder, 4-stroke and air-cooled
・Engine displacement: 150cc
・Dimensions: 2,070 x 725 x 1,300mm
・Net weight: 134kg
・Wheelbase: 1,530mm
・Maximum speed: 90kph
・Maximum power: 6.0kW/6,900rpm
・Maximum torque: 9.0Nm/6,000rpm
・Tire size: 130/60-13 inch
・Fuel capacity: 14L
・Maximum loading weight: 150kg
・Starting system: electric/kick
・Brake operation: hand / hand
・Brake mode: disk / disk
・Battery: 12V/9Ah
・Loading: 40ft HQ container: 34 pieces

車体重量は、134Kgと同じだ。しかし、排気量が大きいのにもかかわらず、6.0kWと125より低くなっているのが???な感じ。まあ、最高出力の出る回転数は下がっているので、もしかすると、低速出力を大きくする仕様なのかもしれない.....と思ったが、最大トルクの出る回転数は高くなっている。ますます???な仕様だ。最高速度は、出力とは逆に90km/hと10km/h高くなっている。それ以外は、変わっていない。150ccだと、もう少し低回転でクラッチがつながって、エンジン回転も低めで走れるのかもしれない。このエンジンを使ってみたい。

また、シャトル 125は、Shutte 125となっている。



エンジン出力は、5.5kWとSteed 125より低くなっている。トルクも同様だ。しかし、最高速度は、80km/hと同じだ。車体色も同様に、この小豆色が珍しい。マフラーは、写真が無いのでよく分からない。ただ、基本的なデザインは、シャトル125と同じようだ。

Shutte 125
・Engine style: single cylinder, 4-stroke and air-cooled
・Engine displacement: 125cc
・Wheelbase size: 1,345mm
・Fuel capacity: 6L
・Tire size: 130/60-13inch
・Max loading weight:150kg
・Maximum speed: 80kph
・Maximum power: 5.5kw7,300r/min
・Maximum torque: 8.0n.m/6,000r/min
・Brake operations: hand /hand
・Brake mode (F/R): disk / drum
・Starting system: electric or kick
・Size: 1,940 x 690 x 1,165mm
・Battery size: 12V/7Ah
・Loading: 40ft HQ container: 36 pieces



2009年12月23日水曜日

太陽光発電

我が家では、オール電化になっているために、昼間は電気料金が非常に高い。これを何とかしたくて、電球をLED化したりしていた。

これは階段の明かり。

しかし、電気料金的には、もともと微々たる物。何しろ、高い昼間には、160KW/h程度しか使っていないにもかかわらず、5,000円を超える料金だ。冬場の深夜は、給湯のタンク450リットルのお湯を沸かすため、450KW/h以上使っているのに、4,000円を切っている。つまり、昼間の電気代を下げる必要がある。そこで、太陽光発電を設置することにした。

屋根に、長いはしごを立てて、

太陽光パネルを敷き詰めていくが、ここ最近天気がよくなく、1日で終わらず、結局2日かかった。晴れていれば、1日で終わる作業だそうだ。

そして、昨日、やっと売電メーター(右)が付き、発電が可能となった。今年中に設置すると、来年から、1KW/hの売電価格が、倍の48円になるという。ただ、売電の価格はたいしたこと無い。それよりも、天気になれば、電力を買わないで、太陽光でまかなえるようになることが大きい。当然ながら、停電になっても、電気を使うことができる。とはいっても、普通のコンセントではなく、専用のコンセントでだが。次の写真が、モニター(左側)。ちなみに右のモニターは、温水器のものだ。エコキュートでは無く、単なる電気温水器にした。エコキュートは、エアコンと同じ仕組みで温水を作るので、効率がよく電気の消費がとても少ない。しかし、まだそんなに実績が無く、モーターなどの可動部分があるので、長期の動作に不安があり、まったく動くところの無い温水器にした。これは、相当な実績があり、20年以上使われている。エコキュートはまだ数年だ。

この写真は、まだ発電を開始する前の状態なので、全部0となっている。

これは、実際に発電している様子。

これは、1日の実績だ。柿色が消費で、緑が発電だ。昼間は、発電によってかなりまかなえたことが分かる。冬で、日が低い状態でこれだ。夏は期待できると思われる。深夜の時間帯に、6KW/hの大きな電力消費があるがこれが電気温水器だ。今後は、このモニタを見るのが習慣になりそうだ。日が照るととてもうれしい。でも、週末まで、あまり天気がよくないようだ。

F1 小林可夢偉正ドライバーに

今年、日本人のドライバーは、中島悟の息子、一貴のみだったが、1年間17戦参戦したドライバーで唯一ポイントが無いという最悪の成績のため、首になった。もともと、トヨタのエンジンをチームに供給する変わりに、参戦させてもらっていたらしいので、実力でドライバーになったわけではなかったが、それでも、1年目は、7ポイント取っていたのに、レースカーがレギュレーション変更によって大幅に変わったことで、それに対処できずに、ポイントが取れなかった。そして、そのトヨタでラスト2戦に緊急参戦した小林可夢偉が、チャンピオンとも臆することなくバトルを行い、最終戦では、6位入賞と新人とは思えない成績だった。そして、来年から本家トヨタF1チームの正ドライバかといわれていたのに、トヨタが撤退してしまって、その夢もかなわなくなった。

しかし、そのドライビングは、注目を集めていて、どこからか参戦できるのではないかといわれていたが、やっと、ザウバーF1と契約を交わした。ザウバーF1は、今年BMWのワークスとして参戦していたチームだったが、トヨタ同様に、今年限りでBMWが撤退してしまい。来年は不明となっていたが、エンジンをフェラーリ製に変えて、参戦可能となった。マイナーチームの中では、今年参戦していたので実績もあり、なかなかいいチームに入れたと思う。

来年F1はどうなるのか、日本チームは全部無くなり、ドライバーも日本人は居なくなるのかと、少し心配していたが、また楽しみができた。まあ、新規参戦するチームが3チームあるし、コスワースというエンジンが戻ってくるのでどうなるのだろうとそれも楽しみではあったが。

□トヨタF1公式サイト(小林可夢偉の写真がトップページを飾っている)
http://www.toyota-f1.com/jp/

ディスクブレーキ

前輪のディスクブレーキがキリキリとすぐにうるさくなる。ブレーキクリーナーをつけた直後は、静かになるが、数日のことで、すぐに元に戻ってしまう。ディスクをよく見ると、どうも、内側が使われていない気がする。
写真をみても分かるように、外側のみ使われていて、内側1/3はまったくパッドが触っていない感じだ。CKファクトリーの方にもうるさいといったら、パッドを日本製に変えないと直らないのではと言っていた。それも少しさびしい気がする。いつになるか分からないが、前輪のキャリパーを分解して、パッドのエッジでも削ってみようと思っている。それでもだめなら、パッドの交換をしてみよう。

バックミラーの交換

中華バイクは、どうやら現在のバックミラーが標準らしく、CKファクトリーのスクーターにも付いていた。せっかく、他の人と違うバイクに乗っているのに、これは許せない。で、安かったこともあり、メッキタイプに交換してみた。
まあまあかな。
見え方もまあまあで、振動にもほとんど影響ない。少し他と違うようになっだろうか。単なる自己満足。

マフラーの詰め物

マフラーに詰め物をしてから初めて、取り外してみた。そして驚いたことに、詰め物は完全に無くなっていた。下の写真は、排気口から見たところ。スチールタワシを止めていた網が横に外れて、噴出したのだろう。
そして、これが、エキパイ側。困ったことに、このエキパイとの間のガスケットが貧弱で、1回付けた後、外したら、ぼろぼろと割れてしまった。変わりのものもないので、割れたかすを拾って、エキパイ側に、接着剤で取り付けた。使った接着剤は、ゴムのりタイプの黄色いボンドだ。粘性があるので、ばらばらのガスケットをなんとか貼り付けることができた。そのうちに、何か代わりのものを見繕うことにしよう。
そして、カラカラと音がする原因は、この中に穴の開いたパイプ状の物が内側についているが、これが緩んでいるらしく、ガタガタになっていた。しかしこれどうしようもない。とりあえず、詰め物を詰めてみることにした。網は、横にずれているだけで、棒でいじったら正常に排気側をふさぐようにできた。前回入れたのは、スチールタワシでも、綿のようにキメの細かいものだったので、今回は荒いものに変えてみた。
すでに詰めて残ったものなので少なくなっている。左側の荒いものを二袋用意して、一袋を全部入れた後で、右側の細かいものを次につめ、最後にまた荒いものをいれたサンドイッチ構造にしてみた。あまりいっぱ入れると排気効率が下がりすぎるかと思ったので、全部入れなかった。
これが、詰め終わった状態。排気出口から見ている。網でスチールタワシを留めている。排気音は、だいぶ静かになった。少し走ってみたが、若干ふけ上がりが遅くなった感じはするが、回転は9,500回転まで回った。これくらい静かなら、なんとか近所の迷惑にはならないか。なるかの境目ぐらい。まぁ、だいぶ音が小さくなったのは間違いなので、許してもらおう。ガラガラというビビリ音もだいぶ小さくなったが、たたくと音はする。

オイル漏れ

年末になって、本当に忙しい。仕事でも、関東への出張が2度もあったし、自宅でも、いろいろあった。しかし、早いもので、今年も、あと1週間程度になった。本当に矢のように飛んでいく感じがする。

バイクもあまりいじったり、乗ったりする時間が取れなくて、カバーをかけたままになっている。
それでも、少しいじれたので、書くことにする。

まずは、オイル漏れ。ドレインから漏れていると思ったが、どうも違うようだ。数日放置して見てみると、赤丸のところに、オイルが垂れそうになっていた。

これが、拡大したところ。
この黒いカバーの中は、シリンダーブロック。しかし、下から覗いても、オイルがしみているように見えない。黒いカバーの奥からもれているのだろう。シリンダーブロックだとすると、簡単に止めるというわけには行かない。幸いにも、量はたいしたことはなく、数日でこの程度なので、拭き取って対処することにしたい。垂れている状態で、走ると風でこれが吹き飛ばされて散らばり、メインスタンドを油だらけにしてしまう。

2009年12月14日月曜日

オイル交換

前回のオイル交換から、700km以上走ったので、2回目のオイル交換を行う事にした。
気になるのは、オイル漏れ。エンジンの下周りが、オイルだらけ。ドレインにオイルのしずくが垂れている状態。特に、メインスタンドは、油だらけで汚い。
いつものように、ドレインをあけて、オイルを抜く。
そして、ドレインワッシャーを交換。
オイルには、IXLを50cc混ぜた。
気温が低いこともあるが、本当に水あめ状態。
交換後の状態。どうやら、漏れはなさそうな気がする。そこで、オイルをきれいにすることにした。
使ったのは、エンジン洗浄剤。泡タイプで、吹き付けた後、少し置いてから水をかければ終了と、簡単なのが良い。
特に、メインスタンドは油だらけだったので、2回洗浄した。

だいぶ綺麗になった。このとき気が付いたのだが.....



エンジンブロックには、GY6と書いてある。WACOX H1は、ショップの記載によれば、GY7だったはず。しかも、このメイバンには、5.2kWと書いてある。
これも、ショップによれば、6kWだったはず。何を信じればよいのやらという感じだ。オイル交換、エンジン洗浄の後、少し走って下を覗いてみたら、ドレインに少しオイルが付いていた。まだ漏れているらしい。ということは、ドレインボルトそのものを交換してみないといけない。今回、オイル交換したばかりなので、次回交換のときに、考えよう。ただ、前回からオイル交換して、ゲージで見る限りにおいては、オイルの量が減った感じはしなかった。今回、オイルを少なめにして、ゲージのちょうど真ん中に来るくらいしか入れなかった。もし、オイルが漏れて量が減れば、わかりやすいだろう。前回は、1リットル入ると思っていたので、若干オイルの量は多めだった。だが、このオイル漏れでのエンジン下の汚れは、第1回目のオイル交換前から有った。

また、もうひとつ気になることが。交換したマフラーの内部で何か構造物が緩んだのか、手で消音機を軽くたたくと、ヒビリ音がする。当然ながら、アイドリングでもヒビリ音がして、あまり気持ちよくない。また、詰めたスチールたわしは、どうも減ってしまったらしく、排気口から見ても見えなくなってしまった。マフラーのビビリ音の確認も含めて、また、マフラーを取り外してみる必要がある。

2009年12月11日金曜日

メディアプレーヤーBLUEDOT BMP-1430

私は、テレビドラマや映画を見るのが大好きなので、テレビを録画しては、ポータブル用にDivxエンコードしている。なので、それを再生するメディアプレーヤーもいろいろと持っていたりする。今回購入したのは、BLUEDOT BMP1430という製品。30GBのハードディスクが付いているので、たくさんのメディアファイルを入れておくことができる。


以上が、パッケージ。

これが本体。4インチのワイド液晶でポータブルとしては、大きくて見やすい。

付属のケース。この製品は、この手のメディアプレーヤーには珍しく、タッチパネル操作に対応している。なので、PDAのように、タッチペンがついている。このペンは、伸縮アンテナのように伸び縮みするタイプ。もちろん、ペンは本体に収納できる。

そして、この製品は、このペンがスタンドになるので大変便利だ。

持って見ていると意外にずっしりしているので、だんだん疲れてくるが、このように立てることによって机などに置いて見ることができる。もうひとつの特徴は、内部でLinuxを使用していることだろう。いわば、小型のパソコンみたいなものだ。だから、Divxファイルに限られるようだが、スキップ機能や、スライドバーによる早送りに対応している。HDDビデオレコーダーなどでは、10秒から30秒程度をスキップして、早送りする機能を持つものが多いと思うが、それとまったく同じだ。CM入りの番組や、連続ドラマなどでは最初に前回のあらすじが流れたりするが、それを簡単にスキップすることができ。さらに、半分くらいまで飛ばしたい時には、スライドバーの真ん中をタップすることで、一気に半分のところまで飛ばすことができる。このような機能があるものはなかなか無い。このようなパソコンのような機能を持てたのもLinuxをベースにしているからだろう。


この製品は、製造元は韓国で、それを日本語化し、カスタマイズしたものだ。そのため、製造メーカーのサイトには、特殊なファームウェアが有って、それをインストールすることで、Linuxアプリケーションをインストールしたりできるようになるらしい。だが、日本のBLUEDOT版では、そのようなファームウェアは提供されていない。実を言えば、あまりそんな機能の必要性も感じないのだが。


さて、使い勝手だが、Linuxを使ったパソコンライクな反面、動作は、お世辞にもキビキビしているとはいいがたい。再生ボタンを押してから、一拍どころか数秒間無反応となり、忘れたころに再生が始まるような感じだ。だが、再生が始まれば、特に不具合もない。一時停止や、スキップなどの操作はそこそこ機敏だ。


メディアファイルの転送は、とても簡単だ。USBケーブルで、PCと接続して、BMP-1430を、PC接続モードにすると、PCからは、外付けHDDとして見えるようになる。後は、メディアファイルをコピーするだけだ。フォルダーも有効なので、ファイルをフォルダー管理するといい。BMP-1430からもそのフォルダーがそのまま見える。


液晶がタッチパネルになっていることが原因だろうが、液晶輝度を最大にしても、やや暗い感じだ。晴れた日中の屋外では、ほとんど液晶は見えない。まぁ、他の明るいプレイヤーでも晴れた日中屋外でよく見えるものは多くは無いが。


この製品、発売当初は、なんと7万円台だった。正直言って、マイナーブランドという事もあるが、高すぎだ。おそらくぜんぜん売れなかったのだろう。一時2万円程度で売っていたが、在庫がなくなっていたが、最近見たら、9,800円で販売されていたので、注文したしだい。30GBもの大容量で、1万円以下というのはさすがに他では見たことがない。


第265回:ワイド液晶搭載メディアプレーヤー「BMP-1430」(AV Watch)
 http://av.watch.impress.co.jp/docs/20060712/zooma265.htm


価格.COM(BMP-1430)
 http://kakaku.com/item/01330510091/





2009年12月8日火曜日

第6回目の給油

第6回目の給油を行った。


走行距離:271.4km
給油量:9.22リットル
燃費:29.43km/リットル

整備のために、アイドリングをだいぶしたし、テスト走行で近所を走ったりした。でも、130kmの長距離走行も含まれており、その長距離は、エンジンがほとんど回らない状態だった。もう少し燃費は良いかと思った。

2009年12月7日月曜日

太宰府とCKファクトリー

朝、バイクの所に行って温度計を見たら、「06」と見えた。寒いと思ったが、6度か。いや、0.6度だった。車の窓が凍っていた。バイクの暖機を5分ほど行ったが、走り出すと、全然エンジンが吹けない。それどころか、ストンと止まってしまう。セルを回すとすぐにエンジンがかかるが、また、走り出してアクセルをひねるとエンストする感じになる。どうも、寒さに弱い感じだ。今年一番の寒さで、道ばたの草も霜で白くなっていた。

一度エンジンを切って少ししてから、走り出したら、今度は、大丈夫だった。寒い季節は、キャブレターの中が凍ってしまうことがあり、エンジンが止まる。LEAD110は、インジェクションなので、ほとんど暖機したこともなかった。それでも、全然平気で走ることができる。寒い時には、インジェクションのありがたみを感じる。

エアークリーナーボックスとマフラーを交換した状態で、太宰府に行ってみた。途中で峠道もあったが、登りは、とてもつらかった。というのも、アクセル全開走行になるが、そうなると、マフラーとエアークリーナーユニットからの爆音2重奏状態になり、耳が痛くなる。しかも、エンジンは7,000回転がやっとの状態で、速度も40km/h程度しかでない。我慢の走行となった。だが、下りになったら、一変した。下りは、スロットルもハーフスロットで、7,000回転で、60km/h程度の速度が出るので、とても楽しい。WACOX H1は、基本的に走行安定性が高いので、コーナーがあまり怖くなく、カーブの出口でも下り坂なので十分加速するから安定する。

太宰府天満宮のみやげものの店舗が建ち並んでいる。数軒は、シャッターが下りて、不動産やの張り紙がしてあった。不景気だとは言え、神社の入り口だというのに、何だかなぁという気がする。
これが本殿。お賽銭を投げて、お祈りしてきた。また、
いつのように、交通安全のステッカーを購入。700円。上をみれば解るように、ここは、学問の神様。来年入試だと思われる親子が何組かきていた。しかし息子は、だいぶ大人びていて、すでに大人の雰囲気だった。
帰りに、ここで、
梅ヶ枝餅を買った。帰ってから食べたが、うまかった。

太宰府の近所に、九州で中華バイクを輸入して売っているCKファクトリーという会社があるので、寄ってみることにした。
二人の方が出てきて迎えてくれた。とても人なつこそうで、気さくだ。そして、WACOX H1を興味津々で、二人で見ていた。なんだか、CKファクトリーのバイクを見に来たつもりが、逆にいろいろ質問されて立場が逆転してしまった。しかし、同じ中華バイク、よく見ると似ている。
バックミラーなどは、全く同じだった。エンジンもほぼ同じようだ。
このCKファクトリーで一番の大型車は、「剣」というバイクで、車格は、WACOX H1とほぼ同じくらいだった。価格は、135,000円だった。
その他のバイクは、9万円から9万5千円になっていた。バッテリーは床下、ガソリンタンクは、シート後方にある。ガソリンタンクは高い位置にある方が、安定しているように思う。だが、剣は、WACOX H1同様に、ステップの所らしい。

話を聞いたところ、直接中国に行って仕入れているが、この価格では赤字だという。また、代理店も探していると言っていた。ここしかないと、この近所以外では、なかなか売れないだろう。しかし、CJ-BEETと同じで、通販もしているので、逆に埼玉などにも売った事があると言っていた。あまりに気さくで、思わず話し込んでしまった。もしも、次に中華バイクを買うことがあったら、ここから買うことにしよう。剣は、なかなか良さそうなバイクに見えた。


このツーリングで思ったのは、やはり、エンジンが回らないので、つまらない。とくに少しでも登りだと爆音になるだけで、全然加速しない。これは本当につらい。思うに、エアークリーナーボックスの絶対的な吸入量が、足りていないのではないかと思えたので、帰ってから、純正と交換してみることにした。せっかくなので、DIY建築士さん同様に、純正エアークリーナーボックスの底にドリルで穴を開けた。持っている最大のものが5mmだったので、これで8個程度穴を開けた。そして、交換した。

試走してみたところ、エンジンがとにかく回る。坂道でもちゃんと加速していく。エンジンは、9,000回転までストレス無く回り、時間はかかるがそれ以降も回わろうとする。それ相応の加速もする。ただし、低速域は逆に若干弱い感じがする。その代わり、6,000回転以降のエンジンの吹けが良いので、出足はちょっと悪いが、そのあと2段目の加速があり、車をリードすることもたやすい。楽しくて、近所を2,3周してしまった。

結論的に言うと、このエアークリーナーは、低速での吸入は良いものの高回転での絶対的な吸入量が足りていないとしか思えない。このエアークリーナーボックスは、お勧めできない。

また、回転が上がるようになって気持ちよく走れるようになったが、加速した後でアクセルを戻すとアフターファイヤーと思われる、ボボンッボボンッという音がする。これは、やはり、キャブの調整が必要かもしれない。